サッカーワールドカップも予選リーグ終わり、決勝トーナメントが始まりました。
強豪国にとって、これからがワールドカップ本番。本当の真剣勝負がこれから始まり、白熱する試合が益々増えてくるでしょう。
トーナメント表を見てふと気づいたのですが、2002年の日韓共催から今回のロシア大会まで5回の大会中、日本は3回も決勝トーナメントに勝ち進んでいんですね。
何と、予選突破率は60%!
これ、なかなか良い成績だと思うんですけど。
本大会の出場国は32か国なので、確率的には50%で合格だと思うんですが、それを上回ってます。
そこで、21世紀に入って開催された5大会での国別の決勝トーナメント進出状況を調べてみると、意外なことが分かりました。
過去5大会で3回以上決勝トーナメントに駒を進めている国は13か国(含む日本)。
うち4回以上進出している国は以下の通り
5回:ブラジル、メキシコ
4回:スペイン、アルゼンチン、ドイツ、イングランド
計6か国です。 まあ、強豪国が名を連ねましたね。
全5大会で進出している国は、ブラジルは予想通りですが、メキシコも全大会で進出しているのは意外。
で、これを見て言えることは?。そうです!。
21世紀に入ってからのワールドカップで、日本より決勝トーナメント進出回数が多い国は、たったの6か国しかないということ。
これ、凄くないですか?
決勝T進出回数で言うと、日本は世界の7番になってしまう!。因みに、決勝T進出回数が3回の国は7か国あります。
他の強豪国を見てみると、オランダ・フランスが3回、イタリアにいたってはたったの2回。信じられないことに日本より少ない。
これだけ見ると、日本はサッカーの強豪国だと誤解してしまいそうです。
毎回、なんだかんだ言われながら、ランキングも50~60位あたりをうろうろしながら、実は、本番ではきっちりと結果を出してる日本。
これは、番狂わせが起きやすいサッカーの面白いところなのか、日本サッカーの本番への調整力の高さなのか。
まあ、これまでは予選リーグの3試合で力を使い果たしてしまって、決勝トーナメントでは勝てていないので、他の国とフラットに比べるのは無理があるかもしれませんが、事実は事実です。
今回は、第3戦をメンバー交代して挑むなど、決勝トーナメントも見据えているような戦い方をしています。これまでとは違う展開が見られるかもしれません。
振り返ってみれば、これまでは予選リーグを突破するかどうか、が評価の基準でした。
これからは1ランク上がって、決勝トーナメントでどこまで勝ち進めるかが判断基準、という段階に入ってきて欲しいものです。
(追記)ワールドカップ優勝国予想
ブラジル、フランス、スペインが3強。イングランド、ベルギーが対抗。
決勝は、ブラジルorフランス VS スペイン かな?