沖縄本島からプロペラ機に乗って30分。
人口8,000人ほど。
陳腐な表現ですが、青い空と透き通った海。
そして、のんびりした空気。
はじめての久米島は良かった!
回ってみて良かった場所3選+αを紹介します。
- 1.ハテの浜
- 2.登武那覇城跡(とんなはじょうあと)
- 3.サトウキビ畑の間をサイクリング
- 4.番外編(+α):風の帰る森プロジェクト
- 5.島内の移動
- 6.まとめ:南の島を満喫したいなら久米島へ行くべし
1.ハテの浜
ここは絶対行くべきです!
久米島に来たら何があっても行ってください。
白い砂浜がどこまでも続き、真っ青な空が広がります。
僕の撮影技術ではその魅力は半分も伝わりませんが、写真を載せます。
砂浜しかない島です。
風景の美しさはことばがない!伝える技術がないのが悔しい。
極めつきは海の透明度。
スノーケリングを体験しましたが、海の中は数百メートル先まで見通せそうなほど。
色とりどりの魚が目の前を泳ぐ姿もくっきり。
2年前に行ったグレートバリアリーフとは雲泥の差でした。
きれいな海を見たいなら、わざわざ海外に行かなくても、久米島で十分。
2.登武那覇城跡(とんなはじょうあと)
ここのポイントは絶景。高台にあって、島全体を見渡せます。
頂上からの風景。
橋の向こう側が奥武島。左上隅の白く見えるところがハテの浜。
じっとしていれば、嫌なことも全て忘れられそう。
3.サトウキビ畑の間をサイクリング
沖縄の特産品のサトウキビ。島中にサトウキビ畑があります。
その風景は、映画「フィールド・オブ・ドリームス」のよう。
レンタル自転車で、このサトウキビ畑の間を走りました。
どこまでも続くサトウキビ。めちゃくちゃ気持ちよかったです。
島に行ったなら、一度はやってみる価値アリ。
4.番外編(+α):風の帰る森プロジェクト
朝食のとき、ホテルのレストランで宮崎駿監督を見かけました。
その時は「ロケに来たのだろう」ぐらいに思っていたのですが、後で調べると、宮崎駿監督が久米島に「子供達向けの交流拠点施設」の開所準備をしているということが分かりました。
その名は「風の帰る森プロジェクト」。
久米島初の学童保育だそうです。
19年4月開所予定なので、建物を見ることは出来ませんでしたが、宮崎監督は久米島といろいろタイアップしているみたい。
宮崎駿監督デザインの町営バス。
5.島内の移動
島巡りして分かったのですが、移動手段に何を選択するかは重要。
何にするかで、楽しさが変わると言ってもいいくらい。
主な移動手段はいくつかあります。
・町営バス
・レンタカー
・レンタルバイク
・レンタル電動自転車
・レンタル自転車
・徒歩
1周約20kmとこじんまりしている久米島。回ろうと思えば、1,2日で島内を一周出来ます。
バスは本数が少ないし、坂が多い島内は自転車はきつい。徒歩は時間掛かりすぎで論外。
ということで、多くのガイドブックでは、島内を効率的に回れるレンタカーを勧めています。
しかし、根がひねくれている僕は、あえて「電動自転車」を借りることにしました。
使ってみると、とても良かった!
車と比べると、駐車場を探す必要がない気安さはもちろんです。
何と言っても、風の匂いや島の空気感のようなものを肌で感じられるのが良いところ。
坂が多いので、自転車はきついかなと思ってたけど、電動なのでほとんど問題ありません。
サトウキビ畑の間を疾走するようなことは、車ではとても出来ない経験です。
季節が良かったのも、電動自転車にした理由。
この時の久米島の気温は25、6度。天候は曇り。
自転車にはちょうど良い気候でした。
30度を超えるようなら、レンタカーのほうがいいでしょうね。
6.まとめ:南の島を満喫したいなら久米島へ行くべし
沖縄本島から30分で行けるのに、まだまだ観光地化されていない久米島。
昼間、通りを歩いている人はほとんどおらず、観光客で溢れる沖縄本土とは大違いです。
観光にはめちゃくちゃお勧めです。
海の美しさと空の青さ。そして、ゆったり流れる空気。
ここで書いた以外にも、見所はたくさん。
畳のような海岸の畳石海岸。
久米島紬、久米仙、といった数々の名産品。
そして、代表的なビーチである「イーフビーチ」の美しさ。
食事する店を見つけるのに一苦労といったように、不便なところがあるのは確か。
それだけに、至る所で人の優しさに出会えます。
道に迷って地図を見ていると、声を掛けてくれる島の人達。
狭い道路を自転車で走っていると、それ以上にゆっくりした速度で走ってくれる車。
今の日本がなくしたモノがここにはあります。
南の島に行きたくなったときは久米島。超お勧めです。