薄毛は人生を豊かにする

薄毛は人生を豊かにします。

今、2ヶ月に1回、1000円散髪で坊主にしてもらっています。

若い頃は普通にあった髪の毛も、40才過ぎた頃にはスパゲティのようになってきたと思ったら、いつもの間にか頭頂部が薄くなってました。
日に日に薄くなる髪の毛で地肌を隠そうとあがいていると、嫁さんから非常な指令が発動。

「隠そうとするのはかえってみっともない。いっそのこと坊主にしなさい」

強制的に1000円散髪に連れて行かれ、3ミリのボウス頭になりました。

最初は違和感しかなかった坊主頭。
しかし、慣れてくると手入れ不要で、頭の鬱陶しさがなくなり、気分もスッキリ。
いい歳した大人が、なぜヘアスタイルなんかに時間を費やしていたんだろうと、今となっては思います。

坊主頭にして何が良かったか、以下書きます。


・坊主頭にすると人生が2倍になる。

髪の毛のある人生とない人生。
2つの人生を生きることができます。

人生は1つより、2つの方がよほど豊かでしょ?

髪に毛で人生が変わるか?
変わります。

具体例を書きます。

・降り始めの雨への対応が早くなる。
例えば、雨が降り始めると真っ先に頭頂部に水滴を感じる。
髪の毛が多いときは、目に見えるぐらいの雨量でないと頭に雨を感じることはなかった。
薄毛人間は、雨の降り始めを早く感じることで、ずぶ濡れになる確率が低いのです。

・春を感じるのが早くなる。
春先の日差しが強くなる頃、仕事で外を回ると頭頂部が日焼けします。
今年は、3月19日、突発的に気温が上昇した日の翌日、頭頂部が日焼けで痛くなりました。
この痛みで「今年も春が来たんだなあ」と知るのです。
薄毛人間は、世間の人たちが桜の開花で春を感じるより、10日も早く春を感じているのです。

・強い精神力とユーモア、そして広い心が持てる。
女性の付き合いたくない男の条件によく上がるのが「禿げ」。
ネットやテレビでは、毎日のようにハゲが嘲笑の的になってます。
多くの薄毛男子は、これを目にしたり耳にするたびに、傷ついていることでしょう。
しかし、その嘲笑に打ち勝たないと、人は前には進めません。
嘲笑に打ち勝つには、それを逆手にとったユーモアと広い心が必要です。
薄毛人間は、人から嘲笑されても耐えられる強い精神力、ユーモア、そして広い心が身につくのです。

それでも、髪の毛はある方がいい、という人はいるでしょう。
まあ、その気持ちは分からんでもないです。

今も昔も、世界中どこを見渡しても、ハゲのアイドルはいない。
若い女性からキャーキャー言われるのは、髪の毛を垂らしているアイドルであることは認めます。

男たるもの、多くの女性にモテたいという気持ちはよく分かる。

今も昔も、多くの若者が流行りの髪型にします。

しかし、あなたがジャニーズと同じ髪型をしてモテてますか?

あれは、イケメンが今風のファッションをした上で、髪を垂らすからモテるのですよ。
大多数の、イケメンでもない普通の男には関係ないことです。

20才過ぎたような大人が、似合わないジャニーズヘアスタイルにするなんて、あまりにもイタい。

髪型に時間と金を使うくらいなら、ゲームで遊んだ方がよっぽどいい。
ボウズにすると、そう思えるようになるから不思議。

スティーブ・ジョブスマーク・エリオット・ザッカーバーグホリエモン、日本のインフルエンサーと呼ばれる人たち、などなど。
こういう人たちは、着るものを毎日考えるのが面倒くさいので、いつも同じ格好をしているといいます。

髪型も同じ。
ボウズにすれば、忙しい朝に鏡の前で寝癖を直したり、櫛でとかしたりといった時間が不要になります。

忙しい社会人なら、そんなことに時間を使っている暇はないはず。

薄毛になると、時間も有効に使えるのです。

薄毛、もっと言うなら坊主頭。
これは、人生を2倍にし、広い心とユーモアが身につき、時間を有効に使わせてくれるのです。

ボウズ。やるしかないでしょう。