野球、サッカー、ラグビー、バスケットと、最近は日本にもプロリーグが増えてきたのはうれしい限りです。
そのプロチームの経営に大切な資産の一つであるスタジアム。
どれだけお客さんがスタジアムに来てくれるか。これが、プロスポーツチーム経営の肝と言っても良いでしょう。
ファンからしても、スタジアムの思い出はチームそのものの。スタジアムで観た名勝負は、一生忘れられない思い出になります。
そんなスタジアムにはチーム・ファンの様々な思いが詰まっているはず。
ということで、プロスポーツのスタジアムに足を運ぶことにしました。
実際に行ってみて、スタジアムの使い勝手や楽しさを比べていきたいと思います。
第一弾は、プロ野球千葉ロッテマリーンズの本拠地ZOZOマリンスタジアム。
対戦カードは、ロッテマリーンズ VS オリックスブルーウェーブです。
・立地条件
正直、アクセスは良いとは言えないですねえ。このアクセスの悪さがこのスタジアムの唯一最大の欠点。
会費幕張駅周辺はオフィスビルが建ち並び、三井アウトレットや幕張メッセがあって、平日も休日も賑わいそうな場所ですが、ZOZOマリンスタジアムはそこから少し離れた場所にあります。
三井アウトレットで嫁さんと軽く食事をしてから、シャトルバスもあるのですが、今回は雰囲気を知るためにも歩いてみました。
ホテルニューオータニの横を抜け、幕張メッセを右に見なて歩道橋を渡ると、幕張海浜公園に行き当たります。
新しく開発された地区のためか、ショッピング街を抜けると途端が寂しくなります。
標識が出ているので道を間違うことはないとは思いますが、球場に向かう歩く人も少なく、本当に今日試合があるんだろうかと心配になる程。
しばらく道路沿いに歩いていると、スタジアムが見えてきます。
・球場の雰囲気
球場前周辺は広々としていて、屋台やテーブルが余裕を並んでいます。周囲には背の高い建物もなく、開放的な雰囲気。
マリーンズストア。
・球場内
グラウンドを見ると、とてもコンパクトに感じました。
今回は、一塁ベースの延長線上付近の内野指定席だったのですが、すぐ目の前に外野後方の壁がある感じ。
すぐ、ホームランが出そうな気が、、、、。
念のため広さを調べたら、「両翼99.5メートル、中堅122メートル」とのこと。中堅・両翼ともほぼ標準に近いので、特別狭いということではなさそう。
外野席の席数が少なくて後方の壁が高いので、狭く感じるのかな。グラウンドが近く感じられるので、逆に臨調感はばっちりです。
この球場は、試合中のスコアボードの情報が充実してます。
センターボードの他に、外野の両翼にも電光掲示板があって、投げている投手や打者の詳細情報を表示してくれます。選手の名前をほとんど知らない僕にはありがたかった。
しかし、鈴木大地選手への声援が他の選手より大きかった理由は、最後まで分からずじまい、、、、、。
個人的に一番嬉しかったの座席が広いこと。
横46センチ、縦46センチ、前後85センチで、余裕は十分。
普通の大人であれば、隣の人を気にせず観戦出来ます。背面・座面のクッションもあり、座り心地も良かった。
【まとめ】
今日気づいたのですが、僕にとってのスタジアムの一番のポイント座席の広さ。
そう言えば昔、どのスタジアムか忘れましたけどベンチのようなイスに座ったときに、隣の人とくっつくは、背中を支える物がないわ、と試合の間ずーっと落ち着かなかったことを想いだしました。
それに比べると、ZOZOマリンスタジアムの座席は、広さをたっぷり取ってあって、ゆっくりと試合を楽しめました。
ただ、今さらどうしようもないことは承知ですが、この球場唯一の欠点は立地です。
駅から遠いこともあるけど、京葉線沿線というのもナイター観戦にはマイナス。
帰りのルートは「海浜幕張～南船橋乗換～松戸～」で、球場を出たのは21時頃。
この時間になると、東京方面への電車の本数が極端に少ない。南船橋で乗換えの際、乗り継ぎに30分待ち。1軒しかない駅構内の店も閉まっていて、ホームで缶コーヒー飲みながら、ぼーっとするしかなかった。
自宅にたどり着いた時は23時を過ぎていて、体力的にかなりきつかった。
京葉線沿線の住民の方以外は、車で行くのが良いかも。
駐車場は近くの海浜公園に約7000台分あるみたい。これで収容可能かどうかは分かりませんが・・・。
