10月20日のJリーグ「浦和レッズ VS 鹿島アントラーズ」を観てきました。
場所は、日本最大のサッカー専用競技場、埼玉スタジアム2002です 。
サッカー専用スタジアムだけあってグランドが近く、遠くからでも見やすい造りになってました。加えて大集団浦和サポータの作り出す雰囲気は圧巻。
フットボール観戦の醍醐味を味わえるスタジアムでした。
1.埼玉スタジアム2002
埼玉スタジアム2002は、収容人員63,700人を誇る日本最大のサッカー専用スタジアム。
陸上のトラックがないことはもちろん、ゴール裏から観客席までの距離も短いため、ラグビー・アメフト等のほかの球技も出来ません。
純粋にサッカーをするだけのために作られた競技場です。
6万人も収容するサッカー専用スタジアムに毎試合観客が集まる時代が来るなんて。日本も変わったものです。
2.アクセス
浦和美園駅から徒歩でスタジアムへ
最寄駅は「浦和美園駅」。JR武蔵野線の東川口駅から、埼玉高速鉄道に乗り換えて一駅です。
スタジアムへの行き方は、①シャトルバス、②徒歩(20分)の2通り。
シャトルバスの場合は、駅前に人の列があるのですぐわかります。
しかし、ここは徒歩で行くことに。
公共交通機関の最寄駅からスタジアムまでは、いつも歩くことにしています。
歩いてみると、チームがどれだけ地元の人たちに愛されているかが分かります。
で、実際に歩いてみてどうだったか、というと、、、。
道すがら、のぼりやフラッグがなく、スタジアムまでの道のりが淡々と続きます。
正直、レッズがスタジアム周辺の住民に愛されているようには思えませんでした。
田園に突如現れる宇宙船のようなスタジアム
線路沿いにしばらく歩くと、田園の中にポツンと埼玉スタジアムが現れてきます。その姿はまるで巨大な宇宙船のよう。
アジア最大のスタジアムだけあって、その存在感は大きいです。
3.真っ赤に染まるスタンド
当日の観客数は約48千人。スタンドの特に下層階はほぼ埋まっている状態。
対戦相手も赤をチームカラーとする鹿島だったため、見渡す限りスタンドは赤一色。
この風景を見ると、気分が高揚してきた。
4.上層でも見やすい座席
座席は「メインアッパー席」と言って、メインスタンドの2階。
座席図を見ると分かるように、かなり上のほうの席です。着席するまでは、グランドの選手が見えるか心配でした。
座ってみると傾斜が急で、ボールや選手の動きがちゃんと見えます。
フィールド全体が見渡せるので、選手の動きもよく分かりました。
そして、僕が重要視する座席シートの大きさ。
シートの幅に適度に余裕があり、観戦中も窮屈な思いもしなくて済みました。
前の座席とのスペースも程よく空いていたため、人が通る時も体を少し傾ける程度で大丈夫。
座席については、グランドとの近さも含めて満足です。
5.レッズサポーターが作り出す圧倒的迫力
なんと言っても、このスタジアムの雰囲気を作り出しているのは、レッズサポーターの力です。
数が多い上に統率がとれていて、試合前のチャントは圧巻。普段から練習しているのでは、と思うくらい。
大音量の歓声がスタジアムに反響して、腹に響く感じ。TVでは見慣れた光景ですが、生で見ると何倍も迫力があります。
また、だれが指示しているのか、選手入場と同時にゴール裏からバックスタンドにかけて、人文字ができたのは驚きでした。
こんな応援されたら、選手も頑張らざるを得ないでしょうね。
6.その他(売店事情、雨対策)
ハーフタイムのコンコースは大混雑
ハーフタイムのコンコースは、とても買い物をする状況ではない。
試合の途中にいつでも席を立てる野球と違い、ハーフタイムしか時間がないサッカーではこの混雑は仕方がないか。
出遅れてしまうと、ハーフタイム中に飲食物を購入すのは無理です。素直にあきらめましょう。
雨天の時の前列は要注意
試合の後半開始ごろから、急に雨が降り出しました。
屋根が観客席を覆っていることになっているけど、雨が降るとどうなるのか。
ぼくの席は、2階席の上のほうだったので全く濡れずに済みました。
見ていると、前から5,6列目ぐらいまでのお客さんはレインコートを着ている様子。
風の状況によって変わるでしょうが、雨が心配な場合は後ろの座席が良いかも。
7.まとめ
日本最大のサッカー専用に恥じない、素晴らしい雰囲気のスタジアムです。
傾斜があるためか、上層席でもグランドが近く感じられ、選手の動きも見やすくなっています。
そして、一番の特徴はレッズサポーターの醸し出す雰囲気。
Jリーグのホームスタジアムは、どこも独特の雰囲気がありますが、サポーターの数の多さからくる迫力は、ここが一番では。
一度生で体験してもらいたいです。ブラウン管を通しては伝わらない迫力があります。
残念なのは、アクセスを含めた周囲の環境。
最寄駅からスタジアムまで無味乾燥な道路が続いていて、他のスタジアムのような高揚感がないのがたまにきず。
だけど、いったん入場すれば、フットボール観戦の醍醐味が味わえるスタジアムであることは間違いないです。