スポーツ

【おすすめ本】シュードッグ/フィル・ナイト:爽やかな青春小説のような読後感

読後、爽やかな青春小説を読んだような気分になりました。ただ走ることが好きなだけの一人の若者が、ランニングシューズの会社を作り、世界最大級のスポーツブランドになる。 夢物語のような人生を送ってきたナイキの創業者の自伝は、とても人間臭く、笑いと…

【スタジアム観戦記:海外編】ロンドンオリンピックスタジアム:スタジアムにいるだけで楽しい「英国流スポーツ観戦」

2017年8月にロンドンで開催された世界陸上を観てきました。そこには、日本(の野球、サッカー、ラグビー、バスケット)とは、少し異なるスポーツ観戦の楽しみがありました。特に、違いを感じたことが2つありました。 ・顧客視点のスタジアムの造り ・自らも…

世界陸上2017ロンドン大会:モハメド・ファラーの1万メートル優勝を見て、英国の懐の深さを感じた

2017年ロンドン世界陸上の一万メートルで、英国のモハメド・ファラー選手が優勝したときの話です。世界陸上を見るために英国に行きました。そこで驚いたのが、ファラー人気の凄さ。大会初日。ファラーが出場する男子1万メートルをスタジアムで見ました。 レ…

【スタジアム観戦記】埼玉スタジアム2002:見やすい座席とレッズファンの熱気で、フットボールの楽しさ満喫

10月20日のJリーグ「浦和レッズ VS 鹿島アントラーズ」を観てきました。場所は、日本最大のサッカー専用競技場、埼玉スタジアム2002です 。 サッカー専用スタジアムだけあってグランドが近く、遠くからでも見やすい造りになってました。加えて大集団浦和サポ…

【スタジアム観戦記】首都圏の5球場を徹底比較。シチュエーション別お勧スタジアムを教えます

5月から始めた首都圏スタジアム観戦記ツアー。 先日の東京ドームで、首都圏のプロ野球5球場が終了しました。 観客に球場に足を運んで貰おうと、各球団はそれぞれ趣向を凝らした球場づくり・顧客サービスを行なってました。 その内容も、各チーム共通のものか…

【スタジアム観戦記】東京ドーム:野球観戦以外の楽しみ満載

首都圏最後のスタジアム観戦記は東京ドーム。 山手線内のほぼ真ん中という立地と、東京ドームシティという都心のレジャーランド内にある日本最初のドーム型野球場です。 巨人の本拠地として知られてますが、その立地の良さを活かして、コンサート等の大規模…

【少年野球の闇】公衆の面前で公然と行われる指導者の暴力。少年野球の闇は深い。

久し振りに怒りがこみ上げてきた。 少年野球で、大人が子供を殴っている動画が上がっていた。 少年野球の監督が小学生を殴りつける体罰/暴力の動画- その1 https://t.co/E0GPuuqrDC @YouTubeよりいまだにこんな事をやっている指導者がいることに、怒りを覚…

【少年サッカー】遊んでいるようなフィンランドの小学生サッカーチームの練習風景。

昨年(2017年)8月にヘルシンキで見た、少年サッカーの練習風景が、あまりにも日本とは違っていて驚きました。 何が違うかというと、練習のゆるさ。 極端に言うと、ずーっと遊んでいる感じ。 日本みたいに、コーンを置いてとか、二人で向き合ってパス交換と…

面白くないなら部活は辞めていい。我慢しているなら他の事をするべき。

高校野球に関するニュースで、野球部の部活継続率が史上最高で90%を超えたという記事がありました。 1年生の時に野球部に入った生徒が、3年になっても90%以上が続けているということです。 これは史上最高数値だそう。ちなみに、過去の推移を見ると、 平…

【おすすめ本】遊ぶことでサッカーは上手くなる。全てのスポーツ指導者に読んで貰いたい良書:カルチョの休日(イタリアのサッカー少年は蹴球3日でグングン伸びる)/宮崎隆司

小学校の硬式野球に始まり、中高大と部活を含め様々な競技をやってきました。 この本を読んで、僕がこれまで経験したスポーツとはなんだったのか。 考えさせられました。 日本のスポーツ界がいかに子供をスポイルして、可能性の芽を摘んでいるのか。イタリア…

【スポーツ】高校生:マイナースポーツの競技人口確保はどうする?地域スポーツクラブにマルチスポーツ制の掛け合わせがポイント

先日、高校生の部活動加盟状況についてブログを書きました。 高体連が管轄する競技の中で、競技人口が多い上位8競技の状況を書いています。(野球は高体連管轄外なので対象外) bird2010.hatenadiary.com よくよく考えてみると、人気競技よりマイナー競技の方…

【スタジアム観戦記】明治神宮球場:ライトな野球ファンにとって大事なのは「広い座席」だと改めて思った

プロ野球観戦シリーズ第4弾。 今回は明治神宮球場の8月2日の「ヤクルト VS 広島」です。猛暑の中、神宮外苑に行ってまいりました。 ここは、広島かというくらい、スタンドの半分は赤一色。 *1 結果は10-4でヤクルトの勝利。 バレンティンや山田選手のホーム…

【スポーツ】中学生の最近10年の競技人口推移:全18競技中増加したのは5競技のみ。13競技で減少。マイナー競技は軒並み減少。

2か月ほど前、高体連の競技人口の推移について書きました。 bird2010.hatenadiary.com 第2弾として、中学校の競技人口の推移について書いてみます。 少子化の流れの中、中学生の競技人口はどうなっているのか? 1.中学生の競技人口の推移 出典は、日本中学校…

サッカーW杯:決勝Tの得点シーン分析:日本の課題はロングキックの精度

準々決勝も終わり、ベスト4が出そろったロシアワールドカップ。 決勝トーナメントの1回戦・準々決勝の計12試合で決まったのは全部で35ゴール。 その得点に至るまでの経緯を独断と偏見で分析してみました。 その結果、国同士の戦いの場合の傾向が少し見えてき…

サッカーW杯:過去の戦い方を振り返ってみると・・・日本の力は着実に上がっている!

ワールドカップロシア大会、遂に日本負けましたねえ。ベルギーに2-3。 まあ、力からしたら妥当な結果なのかもしれませんが、残念です。 ものすごくいい試合をしていたと思うんですよね。 強敵ベルギー相手に守りに徹することなく、堂々と攻めあっていた。 今…

サッカーW杯:日本代表は21世紀になって5大会中3回も決勝Tに進出。実は世界的にも凄い!

サッカーワールドカップも予選リーグ終わり、決勝トーナメントが始まりました。 強豪国にとって、これからがワールドカップ本番。本当の真剣勝負がこれから始まり、白熱する試合が益々増えてくるでしょう。 トーナメント表を見てふと気づいたのですが、2002…

【おすすめ本】殴られて野球は上手くなる!?/元永和宏 

暴力は悪だと誰もが言う。 もし、それが権力を持った人間からの一方的なものだとしたら、被害者は逃れるすべがなく、ときには最悪の事態を引き起こすことがある。ところが不思議なことに、野球という閉ざされた世界では、最近まで「指導」という名の暴力が容…

ハーフマラソン完走への道:初心者が一番気をつけること。とにかくケガをしない

長文です。 多くの市民ランナーの目標であるフルマラソン。 そのフルマラソンを走る前の腕試し(脚試し?)として、ハーフマラソンに出場する人も多いかと思います。 実は、僕も昨年11月にめでたくハーフマラソンを完走することができました。 初めて挑戦す…

【スタジアム観戦記】船橋アリーナ:bリーグセミファイナル(千葉ジェッツ):bリーグ観戦はファンクラブに入るともっと面白いかも

bリーグのセミファイナル、千葉ジェッツ VS 琉球ゴールデンキングスの試合を見てきました。 野球(ロッテ)、サッカー(ジェフ、。レイソル)、ラグビー(クボタ、NEC、NTTコミュ)と、数多ある千葉県のプロスポーツチームの中で、今年唯一の優勝狙えるチー…

【スタジアム観戦記】秩父宮ラグビー場No.2:ラグビー観戦の楽しみ方(2/2)

ラグビー観戦記№2です。 前回はつい気分が乗ってしまい、余計なことをだらだらと書いてしまいました。 今回は、観戦記です。 【試合観戦記】 戦前の予想を覆してサンウルブズが勝利。思わぬ(?)勝利に会場も大盛り上がりでした。 開始早々、サンウルブズが…

【スタジアム観戦記】秩父宮ラグビー場No.1:サンウルブズってなんでスーパーリーグに参加しているの?

暇なときは、よくTVでスポーツ中継を見ます。 好きなのはサッカー・バスケット・陸上・アイスホッケー等々。そう言えば、先日の世界卓球の女子団体決勝は面白かったですね。 そんなわけで、休日の昼間はリモコン片手にTVに張り付いてばかり。 ついにある日、…

【スポーツ】少子化にもかかわらず高校生の競技人口が増えている種目もある

先日のセイコーゴールデングランプリで、リオ五輪銀メダルのリレーチームが、米国・中国を破って優勝しました。ひと昔前までは、日本の短距離選手が米国に勝つなんて、マンガの世界の話。ここ数年で、陸上100メートルに速い選手が増えてきました。 そう言え…

【おすすめ本】不合理だらけの日本スポーツ界/河田剛

もう何年も前ですが、アメリカの女子陸上短距離選手(大学生?だと記憶してます)の話をどこかで読んだことがあります。 新しいコーチが来た最初の日。トレーニングの間、そのコーチはずっと選手の練習を見ていた。練習が終わると、選手はそのコーチにこう言…

男子マラソン:東京五輪で日本選手のメダル獲得が現実味を帯びてきた(希望的観測)

3月で今年のマラソンシーズンも終了。 今年の男子マラソンは、数十年ぶりの明るいシーズンでした。設楽悠太の日本記録を筆頭に、6分台2人、7分台1人、8分台4人と近年になく好記録が続出。東京五輪へ向けて、光明が見えたシーズンでした。 五輪大好きの私と…

マラソン:プロ転向宣言した川内優輝選手の今後の収入と彼の素晴らしさ

いつも、独特のスタイルが注目を浴びてきた公務員ランナーの川内優輝さん。 ボストンマラソン帰国後の記者会見でいきなりプロランナーになることを宣言し、またまた話題となりました。 大迫傑選手や少し前の高橋尚子選手など、少数の例を除いてはまだまだ前…

5か月先ですが、ハーフマラソン出場決定しました

まだ先の話だけど、10月開催の地元のハーフマラソン大会に申し込みました。 実は、1年半ぐらい前から趣味でジョギングを始めまして、昨年の11月にはハーフマラソンに出場しました。しかし、その後インフルエンザに罹ったり、脚を痛めたりで、ジョギングから…

【スタジアム観戦記】横浜スタジアム:顧客サービスは進んでいるが、座席が狭くて辛かった

先週の「ロッテvsオリックス」に続くプロ野球観戦シリーズ第二弾。 横浜スタジアムで行われた「DeNA vs 中日」を見てきました。 特に気が付いた、立地・IT駆使したサービス・座席の狭さ、について書きます。 ・立地 港街ヨコハマ、関内駅前の横浜公園の一…

サッカー日本代表23人決定。サッカー協会田島会長の立場に立ってみる

ハリル前監督電撃解任のゴタゴタが続く中、ロシアワールドカップ日本代表メンバー23人が発表されました。 その23人を見ると、、、、。思わず唸ってしまうような人選、、、。 やはり。南アフリカ大会の主力選手たちは偉大だったのか。平均年齢28.17才とやや高…