【スタジアム観戦記】明治神宮球場:ライトな野球ファンにとって大事なのは「広い座席」だと改めて思った

 プロ野球観戦シリーズ第4弾。

今回は明治神宮球場の8月2日の「ヤクルト VS 広島」です。猛暑の中、神宮外苑に行ってまいりました。

 

 ここは、広島かというくらい、スタンドの半分は赤一色。

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結果は10-4でヤクルトの勝利。

バレンティンや山田選手のホームランが見られて、試合内容には満足です。

また、ヤクルトの先発投手の原樹理投手。不勉強ですみません。初めて名前を聞く選手ですが、良いピッチャーですね。コントロールが良くて、広島打線が苦しんでました。

 

5回裏終了時の花火。綺麗でした。

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試合について書くのはここまでとして、恒例の球場の感想に行きます。

 

野球観戦に対する僕なりの結論が出ました。

野球観戦で一番重要なのは「座席の大きさ」だということ。

 

神宮球場の座席は狭い。恐らく、5月に行った横浜スタジアムと同じくらいの狭さだと思います。

前後の余裕は横浜スタジアムよりあったのですが、シートの横幅が狭かった

 

念のためネットで調べてみると、神宮球場の座席の幅は「43センチ」。大人の男性が隣同士になると、太ももと肩が完全に密着するサイズ。

 

僕の両肩を測ってみると50センチでした。座るだけで、肩が座席から7センチはみ出す計算です。

ちなみに僕は、身長162センチと大人の男性では小柄な方。そんな僕でも明らかにこの座席は小さすぎる。これじゃ、身動き取れないっす。

 

必然的に縮こまりながらの観戦になりました。

 

運悪く両隣が大柄な男性だったこともあり、だんだん体が疲れてくる。時間が経つと、背中と腰が痛くなってきた。ストレッチを兼ねて。売店付近をぶらぶらしたりしたけど、試合終了まで観戦するのは無理でした。7回終了時点で球場を後にしました。

 

そもそも、野球というのは ”間” が多いスポーツ。

サッカー、ラグビー、バスケットのように、始終動き回っているような競技とは、観戦スタイルが異なると思うんですよ。 

 

3者凡退のようなイニング消化にしか過ぎないような回があったり、攻守交代の時の何もゲームが進行していない時間帯がある。

また、投手が投げても打者が初球から打つとは限らず、何球かはボールがピッチャーキャッチャーの間を行き来するのを、ただ眺めているだけ。

 

 野球の試合の大半は、そういったのんびりとしている時間なわけです。

その間に、次の球種やバッターの狙いを予測するのが、野球の楽しみの一つ。

そういうときは、ビールを飲んで友人と談笑して、座席でゆったりとくつろぎたいんですよ。僕の場合。

それが、座席が狭いと、隣が気になってなかなか寛げないんだなあ。

 

サッカーのようなスポーツは、試合が始まるとボールがめまぐるしく動く。いつ、ゴールが生まれるのか分からず、常に試合に集中しているので、のんびりする時間はほとんどありません。従って、試合中は座席のことにまで気が回らない事が多い。

 

僕も日本人ですから、野球というスポーツのこの ”間” は、味わいがあって好きです。だけど、それを窮屈な座席で見るのは、決して楽しいことではないですね。

 

私は自分のことを、たまに観戦に行く程度の「ライトな野球ファン」だと思ってます。毎試合球場に足を運ぶような、コアなファンではありません。

そういう人間からすると、野球観戦に必要なのは寛げるくらいの「座席の大きさ」。

野球独特の ”間” を楽しむには、座席でのんびりしながらの観戦は必須条件です。

 

神宮球場の座席で、3時間も野球を見るのは無理でした。

せめてシート幅60センチは必要じゃない?

*1:外野スタンドの奥に見えるのは工事中の新国立競技場