個人事業主になって数ヶ月が経過。
最初の頃は、ブログやツイッターで情報発信をし、サイトを運営、、いろんなことを始めたいと思ってました。
ところが、いざパソコンに向かっても、何を情報発信すればいいのか、どうやればいいのか、よくわからないまま毎日が過ぎていきました。
やる気が起きない日も多く、動画サイトを眺めるだけで1日過ごすこともたびたび。
たまにネタが有るときも、ブログ1本書くのに4,5時間もかかり、それだけで1日が終わってしまいました。
そのような状態が続いたため、数ヶ月経っても、考えていたことがほとんどできていません。
当然ながらまともな収入が入ってくるはずもありません。
夜、布団の中で「なんのために個人事業主になったのだろう?」と自問自答することもありました。
何かを変えなければとは思っていても、何をどうすればよいのかわからず、悩む日々が続きました。
そんなときに、出会ったのがこの「アウトプット大全」。
アウトプットの重要性やその方法・効率的なアウトプットのやり方について、書かれています。
この本を読んで、自分のやり方には見直すことが多くあることに気付かされました。
そこで気づいた改善点は、ここには書ききれないほどありますが、そのうちの主な4つを以下に書きます。
気づき1:やりたいことの目標が具体的でなく、期限も明確でない
ブログ、ツイッター、ランニング、やりたいことはおおまかにはあったのですが、具体的に何をするかは明確になっていませんでした。
期限もなく、当然ながら「何を」「いつまでに」「どうやるか」という、実際のTODOのレベルまで落とし込めていませんでした。
気づき2:朝、起きたときやる気が起きない日が多く、そのまま一日が過ぎていった。
やる気が無いときは、動画を見たり、ネットサーフィンをすることで気を紛らわして、一日終わることが多い。
気づき3:文章が読みづらい
いきなり文章を書き始めるため、構成がめちゃくちゃ。あとから読むと何を言いたいのかよくわからない文章になっている。また、表現もわかりにくく、全体として読みにくい文章になっている。
気づき4:ブログ一本書くのに、4、5時間もかかる、書く時間が全然早くならない。
構成を事前に考えないため、修正・削除が頻繁に発生する。途中で指が止まることが多く、そのときはSNSをみたり他の用事をやったりと気が散って、書くことに集中できていない。
そのため、作業がはかどらない、という悪循環に陥ることが多かった。
この気付き事項を改善するためにどうすればよいのか?
TODOリストを、以下に書きます。
TODO1:やりたいことの具体的内容・期限・TODOリストを決めて、紙に書く
目標にするのは、1日あたりの本数(ブログ、ツイッター)、書く時間(ブログ)。
ブログは、作成の各工程(事前準備、構成を決める、書く、見直し)をいつやるか、前日までに決めます。
サイト運営は今後の計画を書いて、取引先に提示します。
TODO2:朝一で、その日のTODOリストを作る
この本に付属している「TODOリスト」の書式を使って、毎朝TODOリストを書きます。
これをやることで、一日の作業を明確化すると共に、やる気スイッチが入るようにする。
TODO3:文章書くときは、事前に構成を紙に書く。時間をおいてから見直しする。
たとえ良い構成が思いつかないときでも、2,3行の簡単でもよいので、必ず事前に考える。
書き終わるとついアップしたくなるが、一旦時間(2時間以上)おいてから文章を見直す。
TODO4:タイマーをセットしてから書き始める。
構成が決まったら、書く時間は「60分」を目処にする。スマホのタイマーを活用して、時間を計測する。
(まとめ)
この本では「読書感想のテンプレート」があり、「ビフォー」+「気付き」+「TO DO」という形式で書くことが提案されています。
今回はその形式に則って、書評を書いてみました。
とても書きやすかったです。
テンプレートに落とし込めばいいので、頭の整理が簡単にできて、スムーズに書けました。
特に、「TODOリストを3つ書く」(今回は4つ書きましたが)というのは、読みっぱなしにしないために重要なことだと思います。
この他にも、80項目のアドバイスが各々見開き2ページに、理解しやすくまとめられています。
自分が停滞しているな、と思っている人にはおすすめの本です。