現金ミニマリストの信三郎です。
現金を持たない生活は便利で快適。
外出時に荷物は少ないし、店での会計もスムーズ。
家を出る時に何を持っていこうか、あれこれ悩まなくていい。
良い事が多い「現金ミニマリスト」生活ですが、デメリットもあります。
それは「思いつきで飲食店に入れない」ということ。
そんなことは分かっているつもりだったのですが、油断していると思わぬところでピンチに遭遇します。
今回は、「現金ミニマリスト」生活のデメリット編です。
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春の陽気に誘われて、電車に10分ほど揺られて外出しました。
いつものように現金は持たず、身につけているのはスマホと電子マネーとクレジットカードだけ。
2時間ほどぶらぶらするとちょうどお昼どき。お腹も空いてきた。
そのときの場所は住宅街。周囲に店舗は見当たりません。
(駅前まで戻らないと飯は食えないかな)と思いながら歩いていると、しゃれた喫茶店を発見。
吸い込まれるように中に入っていきました。
窓際の席に座り、ランチの「ポークシンジャー定食、850円」を注文。
柔らかな日差しの中、窓の外には通りをのんびりと歩く人の姿があり、のどかな雰囲気が漂ってます。
「平日の昼間にのんびりカフェで一人ランチする俺って幸せ!」と、一人悦に入っていました。
ほどなくポークシンジャー定食が到着。
まず手はじめに、赤いプチトマトをガブリ。
と、プチトマトをほおばりながら、疑問が湧いてきた。
「”そういえばこの店はチェーン店じゃないな。電子マネーを使えるんだろうか?”」
ランチに口をつけた以上、「食事はもういいです」というわけにもいかない。
急いでトマトを飲み込むと、おそるおそる店の人に声をかけました。
「あの~、、、電子マネーは使えますか?」
「すみません、使えないんです」
やっぱり、、、
「クレジットカードは?」
重ねて聞く信三郎。
「現金しか取り扱っていないんです」
重ねてすまなそうに答えるお店の人。
えー・・・・・。まじですか?
やらかしてしまったような、、、、。
改めて手元を確認したけど、持っているのは電子マネー付きクレジットカードのみ。
お店の人に聞くと、近くにコンビニがあるらしい。
事情を説明して外出を許してもらい、コンビニまで行くはめになってしまいました。
初めて知ったけど、キャッシングって1万円単位でしか出来ないんですね。
たかがランチのために1万円借りるのは抵抗があったけど、背に腹は変えらずお金を下ろしました。
コンビニまで片道10分。
ATMの操作に手間取ったこともあって、戻ってきたときには優に30分経過。
テーブルの上のポークはすでに冷えていました。
数日後、カード会社から送られてきた請求書を見て、またびっくり。
なんと、利子が261円。
キャッシングの年利は18%もするんですね。
850円のランチのために払った利子は261円。
というか、(850円+111円=)1,111円の冷えたランチを食べたということですな。
(結論)
・美味しそうなだと思っても、思いつきで飲食店に入ってはいけない。
・とは言っても、毎回チェーン店ばかりでもつまらないので、
念のため千円札を1,2枚ぐらいは持っていくこと。
今回学んだことは「キャッシングの利率は高い!」でした。
お店の方には、ご迷惑をおかけしました。