ふらっとネットサーフィンをしていたら、驚きの数字を見ました。
18年3月に総務省が発表したキャリア別の契約者数シェア。
数字を書くと
NTTドコモ 39.1%
au 27.2%
ソフトバンク 23.4%
MVNO 10.3%
MVNO(格安スマホ)のシェアが1割しかない。
「年収300万円時代」とか「子供の7人に1人は貧困」とか言われているのに、まだキャリアに高額な通信料を払っている人が9割もいるとは。
僕は、3年前に格安スマホに切り替えて、今は楽天モバイルです。
すると、通信料が激減!
それまで、大体8000円/月ぐらいだったのが2000円/月とマイナス6000円。年間で7万円ほど下がりました。
ということは、3年で20万以上の節約。
東南アジアくらいなら、余裕で行ける金額。
と、以上のことは、ネットでは散々言われてます。
格安スマホに切り替えたほうがお得なのは、多くの人が知っているはず。
なのに、なぜ今だに格安スマホに切り替えないのか?
理由を知りたいと思い、調べてみました。
1.格安スマホに切り替えない理由
18年3月に発表されたMMD研究所の調査2018年3月格安SIM・格安スマホ通信速度調査によると、切り替えない理由の上位4項目は以下の通り。
・今の携帯電話会社のほうが安心:56.8%
・今の携帯電話・スマートホンと同様に使えるか分からない:25.2%
・つながりやすさへの不安:22.9%
・サポートへの不安:22.6%
なんか、どれもぼんやりした理由だなあ。
はっきり言うと、格安にしない理由はどれも「怠慢」です。
きちんと比較して、それでもキャリアの方が良い、と言うのなら分かる。
だけど、この理由はどれも不安や心配をの内容をちゃんと調べず、そのままにしているように見えますね。
少し調べたり、あるいは知り合いに聞けばすぐ分かりそうなこと。
それさえせずに、「スマホの通信料が高い」と言うのは、ちょっと違うんじゃない?
そりゃ、通信会社もわざわざ値下げしないわ。
2格安スマホにしても問題はない
格安スマホにしても、通信品質は全く問題ないし、サポートにも満足しています。
キャリアのスマホと全く同じに使えます。
楽天モバイルの前のフリーテルのときも問題なし。
嫁さんはIIJを使っているけど、困ったことはないと言ってます。
確かに、通信会社を切り替えるのは面倒。端末が変わったりすると、データの移行を自分で行うのも負担。
(逆に言えば、そういう面倒なことをやってあげたら移行は進むと思うけど)
3.キャリアが高い理由
よく「安いのには理由がある」と言うけど、MVNOが安い理由は確かにあります。
それは、インターネットのパケット通信量の設定です。
キャリアのパケット通信の上限は、一般の人には多すぎる。
普通、キャリアパケット通信の上限は5GBとか6GB。
一方、安いMVNOは2GBとか3GB。
調べるとわかりますが、動画を頻繁にダウンロードしない限り、普通は一ヶ月2~3GB以内で収まります。
スマホ利用者の90%は、一ヶ月の通信量が3GB以内という調査結果もあります。
「データ通信量」とは?どのくらい必要?みんなの平均目安 | OCN モバイル ONE | NTTコミュニケーションズ 個人のお客さま
僕は、毎月2GB以内で収まってます。
雑誌とかネットに記事を書くような人は、専門家なので「MVNOの通信量は不安」と書きます。
でも、それはあくまでもネットを頻繁に利用する人の話、
普通の人は、月に2、3GBもあれば十分です。
もし、上限を超えたらどうしよう、という心配はわからないでもないです。
でも、それが年間7万円もの価値があるかどうかは、よく考えた方がいいですよ。
言うまでもなく、固定費というのは放っておくといつのまにか膨らむものです。
10年で70万、30年で210万。50年だと350万。
これだけの大金を余分に払うなんて、気前良すぎでしょ?