「エントロピー増大の法則」は偉大なのだった、、、

中学(高校?)の物理の授業で習ったエントロピー増大の法則。

雑に言い切っちゃうと、「物事は乱雑な方向にしか進まない」ということ。

厳密には色々あるのでしょうが、おおざっぱなにいうと間違ってないといます。

こういう物理学の基本的な法則というのは、地球上の全ての事象にほぼ例外なく適用できます。

万有引力の法則」とか、「運動量保存の法則」もそうですね。

当然ながら、このエントロピー増大の法則は人間の活動にもぴったりと当てはまるわけです。

逆に言うと、人間の活動はエントロピー増大の法則からは逃れられない。
活動すればするほど、地球上のエントロピーは増大してしまいます。


これを突き詰めていくと、人間が活動したり、働いたりすることは、ほぼ例外なくエントロピーを増大させることになる。
人間が仕事をすればするほど、エントロピーは増えていく。
すなわち、地球はどんどん乱雑な方向へ向かっていくのです。

元に戻ることはないのです。

乱雑さが増えていくと、待ち受けているのは破滅。
恐ろしい・・・・。

近年ますます変化のスピードが速くなっている世界。

「変化する」とはすなわち「エントロピーが増大する」こと。

即ち、地球という惑星の中のエントロピーが毎年、すこしずつ増大しているのです。

この動きを止めることは出来ないけど、遅らせることが出来ます。

それは、活動しないこと。

そうです。
はたらかない怠惰な人間は、勤勉な人間より地球には有益なのです。

ということで、今日も私は働かず一日を終えました。